交流会の名刺管理を無料で回す方法|交流会ごとに分けて翌日のお礼までつなげる
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名刺入れから出てきた束は、先週と今週の2回の交流会のものが混ざっている。会社名を見ても、どちらの会で会った人なのか思い出せない。お礼メールに「先日の◯◯会では」と書きたいのに、その◯◯が分からない——。
交流会の名刺管理で困るのは、名刺の枚数より**「どこで会ったか」が消えること**です。会社名と氏名だけのリストは、営業リストとしては使えても、交流会のお礼や再会のきっかけには使えません。
本記事では、無料のツールで交流会の名刺を「交流会ごとに」管理する方法を3つ紹介します。無料で回せる範囲と、その限界もあわせて整理します。
3行サマリー
- 交流会の名刺は「どの交流会で会ったか」とセットで残す。これがないと、お礼メールも再会時の会話も具体的にならない
- 無料でやる方法は3つ。スプレッドシートに交流会名の列を足す/無料の名刺管理アプリのメモ・タグに入れる/名刺OCRのフォルダで分ける
- 無料の限界は「当日中に入力が終わるか」で判断する。入力が翌日以降に回り始めたら、手段を見直す時期
交流会の名刺管理で、無料ツールに求める4つの条件
要点: 交流会の名刺は「保管」ではなく「お礼と次の連絡」に使うものです。その用途から逆算すると、必要な条件は4つです。
- どの交流会で会ったかが残る — 交流会名と日付を名刺1枚ずつに付けられる
- 当日中にデータになる — 入力に何日もかかると、お礼メールが遅れる
- メールアドレスを宛先として取り出せる — CSVやExcelに書き出せるか、そのままメールを送れるか
- 交流会ごとに絞り込める — 「10/26の交流会の人だけ」を一覧にできる
一般的な無料の名刺管理アプリの比較は、枚数の上限やスキャンの手軽さが中心です。交流会の名刺として使うなら、1と4の「交流会ごとに分けられるか」と、3の「書き出せるか」を先に確認します。
無料で交流会の名刺を管理する3つの方法
方法1: Googleスプレッドシートに「交流会名」「日付」の列を足す
完全に無料で、自由度が最も高い方法です。 次の8列を作り、交流会から戻ったら1枚ずつ入力します。
| 交流会名 | 日付 | 会社名 | 氏名 | メール | 会話メモ | 優先度 | お礼送信日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ◯◯ビジネス交流会 | 10/26 | 株式会社◯◯ | 山田 太郎 | yamada@example.com | 展示会出展の集客に悩んでいる | A | 10/26 |
(記入例は架空のものです。)
- 交流会名と日付は別の列にする。フィルターで「この会の人だけ」「今月の人だけ」を絞り込めるようにするため
- 会話メモは1行でいい。お礼メールの1文目と、次に会ったときの話題になる
- 優先度はA・B・Cの3段階。A=すぐ仕事につながりうる、B=また会いたい、C=ご縁のみ。お礼メールはAから順に送る
- お礼送信日を残す。送ったかどうかが一目で分かり、送り漏れを防げる
弱点は入力の手間です。会社名・氏名・メールアドレスを1枚ずつ打つので、枚数が増えるほど当日中に終わらなくなります。表計算での名刺管理の設計は名刺をExcel・スプレッドシートで管理する方法で詳しく扱っています。
方法2: 無料の名刺管理アプリで取り込み、メモ・タグに交流会名を入れる
スマホで名刺を撮って取り込める無料アプリを使い、メモ欄やタグに交流会名と日付を入れておく方法です。入力の手間は方法1より減ります。
交流会名を付ける機能と、無料版で名刺データを書き出せるかどうかは、アプリごとに違います。2026年10月27日に各社の公式情報で確認した内容は次のとおりです。
- Eight: Eightヘルプセンター(2026年10月26日更新)によると、無料版はデータ化の枚数に上限がなく、データ化するのは名刺のおもて面。CSVなどのダウンロードは、プレミアム(月600円・年6,000円、税込)の機能。名刺は「マイタグ」で分類・検索でき、Eightの公式ブログ(2019年7月9日)は、イベントで交換した名刺に「日付_イベント名」のタグを付ける使い方を紹介している
- myBridge: myBridgeのサポートページ(2026年10月7日更新)によると、名刺を「グループ」で分けられ、グループは50個まで作れる。App Storeの公式説明文では、個人名刺帳の登録枚数に上限はない
- Wantedly People: App Storeの説明(2026年10月27日確認)では、CSVのダウンロードは有料の「People Premium」(600円)の機能。名刺の整理はメモ機能で行う
無料の範囲は改定されることがあるため、導入前にアプリ内の最新の案内を確認してください。主要アプリの無料プランの違いは無料の名刺管理アプリはどこまで使える?で比較しています。
書き出せないアプリでも、アプリ内でお礼の連絡ができれば交流会の用途は満たせます。ただし、交流会ごとに一覧にして、まとめてお礼メールを送るといった使い方は、書き出しができないと難しくなります。
方法3: 名刺OCRのフォルダで、交流会ごとに分けて保存する
撮った名刺を、最初から交流会ごとのフォルダに入れていく方法です。「どの交流会か」を後から1枚ずつ入力する必要がなく、フォルダを開けばその会の人だけが並びます。
宣伝を含むので事実だけ書きます。当メディアの運営元が提供する名刺OCRツール メイシトル は、この使い方ができます。
- 名刺をスマホで撮ると、会社名・氏名・部署・役職・メール・電話など12項目のリストになる
- 「10/26 交流会」のように交流会ごとにフォルダを作って保存でき、フォルダで絞り込んだ名刺だけをCSVで書き出せる
- 各連絡先には追加日が自動で記録される
無料プランは累計3枚まで(クレジットカード登録不要)です。交流会1回分を無料で回し続けられる枚数ではないため、無料プランは「交流会の名刺が交流会ごとのリストになるか」を3枚で試す用途と考えてください。続けて使う場合はProプラン(テスト価格・月5,000円、年契約なら実質月4,000円)で、Excel・Googleスプレッドシートへの出力と、お礼メール・ステップメールの自動送信にも対応します。
交流会ごとに分けると、何が変わるか
要点: 交流会ごとに分けたリストには、会社名と氏名だけのリストにはない3つの使い道があります。
① お礼メールに「どの会で会ったか」を書ける
「先日の◯◯ビジネス交流会でお話しした」と1文目に書けるだけで、相手が思い出すまでの時間が短くなります。会話メモがあれば、2文目に「展示会の集客のお話が印象に残っています」と続けられます。お礼メールの書き方と送るタイミングは名刺交換後のお礼メール、24時間以内に送れる人の仕組みにまとめています。
② 同じ会で再会したときに、前回の会話を思い出せる
定例の交流会では、同じ人と何度も顔を合わせます。前回の会話メモを開いてから会場に入れば、「前回お話しされていた件、その後いかがですか」から会話を始められます。
③ どの交流会が商談につながったかを振り返れる
交流会ごとにA・B・Cの件数を数えれば、どの会に出る価値があるかを自分のデータで判断できます。参加する会を選び直すときの材料になります。交流会に出る意味そのものを見直したい場合は異業種交流会は意味ない?も参考にしてください。
交流会の当日夜にやること
要点: 無料でも有料でも、続くかどうかは「当日中に終わるか」で決まります。手順を固定しておくと迷いません。
- 帰りの電車で名刺を取り込む — 撮る、または入力する。交流会名と日付を付ける
- 会話メモを1行ずつ書く — 覚えているうちに。翌日には半分も思い出せない
- A・B・Cの優先度を付ける
- Aの相手にはその日のうちにお礼メールを送る — Bは翌朝、Cは無理に送らなくてよい
- お礼送信日を記録する
名刺の束を「明日やろう」と持ち帰ると、翌日は通常業務に押し流されます。当日中に終わらせる前提で、手段を選んでください。
無料で回す限界と、切り替えの目安
要点: 無料で十分な人と、手段を見直すべき人の分かれ目は「入力が当日中に終わるか」と「1人で参加しているか」です。
| 観点 | スプレッドシートに手入力 | 無料の名刺管理アプリ | 名刺OCR(メイシトル) |
|---|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 無料(書き出し等は有料のことがある) | 無料は累計3枚、継続はPro(テスト価格) |
| 交流会ごとの分類 | 列で自由に分けられる | メモ・タグで工夫する | フォルダで分ける |
| データにする手間 | 1枚ずつ手入力 | 撮影して取り込み | 撮影すると12項目に分かれる |
| 書き出し | そのまま使える | アプリ・プランによる | CSV(無料)、Excel・スプレッドシート(Pro) |
| お礼メール | 自分で送る | アプリによる | Proで自動送信 |
| 向いている人 | 交流会の名刺が月数枚 | 1人で使い、アプリ内で完結してよい | 当日中にリストにしてお礼まで回したい |
(各アプリの機能・料金は時点により変動します。評価は本記事執筆時点の一般的な整理であり、優劣を断定するものではありません。)
次のどれかに当てはまったら、手段を見直す時期です。
- 名刺の入力が翌日以降に回るようになった — お礼メールが遅れ始めるサイン
- 複数人で交流会に参加するようになった — 担当者ごとに別々に管理すると、同じ相手に2人から連絡が行く、誰が会ったか分からない、といったことが起きる
- 交流会ごとにまとめてお礼メールを送りたい — 書き出しやメール送信の機能が必要になる
自分で管理する時間がない場合
名刺の撮影や入力そのものに手が回らない場合は、外に任せる方法もあります。ただ、郵送型の名刺入力代行は最低枚数と納期があるため、交流会1回分の名刺には合わないことが多いのが実情です。
- 会場で受け取った名刺を、その場でスキャンしてもらう → 交流会の名刺スキャン代行
- 交流会への出席から、名刺のリスト化・お礼メールまで任せる → 交流会の参加代行
当メディアの運営元は、この2つの代行も受け付けています。ご相談は相談フォームから、メールアドレスとご相談内容をお送りください。
よくある質問
Q. 交流会の名刺を無料で管理する方法は? スプレッドシートに交流会名の列を足す、無料の名刺管理アプリのメモ・タグに交流会名を入れる、名刺OCRのフォルダで交流会ごとに分ける、の3つが代表的です。
Q. 交流会ごとに分けて管理した方がいい? 分けた方が使いやすくなります。お礼メールに会の名前を書ける、再会時に前回の会話を見返せる、どの会が商談につながったかを振り返れる、という使い道が生まれます。
Q. 無料アプリでExcelやCSVに書き出せる? アプリと無料プランの範囲によります。導入前にアプリ内の最新の案内で、書き出しの可否を確認してください。
Q. スプレッドシートにはどんな列を作ればいい? 交流会名・日付・会社名・氏名・メール・会話メモ・優先度・お礼送信日の8列があれば回ります。
Q. 無料から有料に切り替える目安は? 名刺の入力が当日中に終わらなくなったとき、複数人で交流会に参加するようになったときです。
Q. 自分で管理する時間がない場合は? 会場でのスキャン代行や、交流会への出席から任せる参加代行という方法があります。
まとめ:交流会の名刺は「どこで会ったか」とセットで、その日のうちに
- 交流会の名刺は交流会名と日付をセットで残す。お礼・再会・振り返りの3つに使える
- 無料でやるなら3つの方法。スプレッドシート、無料アプリのメモ・タグ、名刺OCRのフォルダ
- 無料アプリは書き出しの可否を先に確認する。交流会ごとにお礼を送るなら必要になる
- 限界の目安は「当日中に終わるか」。終わらなくなったら手段を見直す
次の交流会の前に、前回の名刺がどこにあるかを確認してみてください。引き出しの中にあるなら、まずは交流会名の列を1本足すところから始められます。
無料で3枚まで、今日の名刺から試せます。 → メイシトルを無料で試す
※本記事の注記: 無料の名刺管理アプリに関する記述は、Eightヘルプセンター(https://eight.zendesk.com/hc/ja/articles/360000570896 、2026年10月26日更新/マイタグ: https://eight.zendesk.com/hc/ja/articles/360001501156 )、Eight公式ブログ(2019年7月9日、https://blog.8card.net/2019/07/09/welcometips-vol19/ )、myBridgeサポート(https://support.mybridge.com/hc/ja/articles/360007727614 、2026年10月7日更新)、myBridgeのApp Store公式説明文(https://apps.apple.com/jp/app/id1375392167 )、Wantedly PeopleのApp Store説明(https://apps.apple.com/jp/app/wantedly-people/id1148864930 )に基づき、2026年10月27日に確認した内容です。無料プランの範囲は改定される場合があるため、最新の情報は各公式でご確認ください。スプレッドシートの記入例は架空のものです。メイシトルおよび代行サービスは当メディアの運営元が提供するサービスであり、記載の仕様・価格(テスト価格)は執筆時点の一次情報です。読み取り精度は第三者による検証を受けたものではありません。

