SansanとEightの違いと料金|法人向け・個人向けの分かれ目と第3の選択肢

10Die Card 編集部
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「SansanとEightって何が違うの?」——名刺管理を探し始めた人が最初にぶつかる疑問です。テレビCMで知名度のあるSansanと、個人のスマホに入っているEight。実は同じSansan株式会社のサービスでありながら、対象も料金も契約主体も別物です。

この記事では両者の違いを料金・機能・データの扱いの3軸で整理し、最後に「個人・小規模で、名刺データを手元に置きたい」場合の第3の選択肢まで比較します。料金・仕様はすべて2026年8月時点で公式サイト・公式ヘルプを確認した一次情報で書き、確認できなかったものは「要問い合わせ」と正直に記載します。

3行サマリー

  1. Sansanは法人向け・Eightは個人向け。 同じ会社の別サービスで、比較というより住み分け。
  2. 料金はSansanが要問い合わせ(非公開)、Eightは無料〜プレミアム月600円。
  3. 見落としがちなのはデータの出口。 Eightの名刺データダウンロードは有料限定。どのツールでも「出すときの条件」を先に確認する。

結論の全体像:比較表

要点: 迷ったらこの表です。会社の営業資産にするならSansan、個人の人脈管理ならEight、リスト化→お礼メール→手元のExcelという実務ならDie Cardのような特化型が候補になります。

Sansan Eight Die Card(参考・当メディア運営元)
対象 法人(会社契約) 個人 個人・小規模
料金 要問い合わせ(初期費用・月額とも非公開) 無料〜/プレミアム月600円(年6,000円) 無料3枚〜/Pro月5,000円(テスト価格・年契約は月4,000円)
主目的 会社全体で接点情報を共有し営業に活用 自分の名刺・人脈の管理 名刺のリスト化→お礼メール自動化
データのエクスポート 会社の契約・権限設定による プレミアム限定(CSVダウンロード) 無料枠からCSV可/ProでExcel・Google Sheets
メール送信機能 お礼メール・ステップメール自動送信、開封・クリック計測
導入の手間 見積もり→契約→運用設計 アプリを入れるだけ Googleログインのみ

(2026年8月確認。各サービスの仕様・価格は変わることがあるため、導入時は必ず公式サイトでご確認ください。)

Sansanとは:会社の「接点」を営業資産にする法人サービス

要点: Sansanとは、名刺・メール・商談などの接点情報を会社全体で共有し、営業DXに活かす法人向けサービスである。料金は完全に非公開で、規模に応じた見積もり制。

Sansanの本質は「名刺管理」より広く、会社に散らばる顧客接点を一つのデータベースに集約することにあります。誰がどの会社の誰と会ったかが全社で見えるため、「その会社、うちの部長が役員と知り合いだった」といった社内の接点が営業に使えます。

料金は公開されていません。初期費用・月額ライセンス費用・運用支援費用・オプション費用・スキャナ費用のすべてが要問い合わせで、第三者の比較サイト(ITreview等)にも確定金額の掲載はありません(2026年8月確認)。企業規模・利用人数・オプションで見積もりが変わる構成であり、これは裏を返せば個人や数名のチームが気軽に契約する価格帯・契約形態ではないということです。

Eightとは:個人の名刺と人脈を管理する無料アプリ

要点: Eightとは、個人が自分の名刺をスマホで撮影・データ化して管理する無料アプリである。ただし名刺データのCSVダウンロードはプレミアム(月600円)限定。

Eightは個人のアカウントで使う名刺アプリです。基本機能——名刺の撮影・データ化・管理・検索、相手の昇進・転職の通知——は無料で使えます。名刺交換した相手とEight上でつながる、ビジネスSNS的な側面もあります。

有料のEightプレミアムは月額600円(年払いなら6,000円)。両面の全項目データ化などに加えて、実務上いちばん重要なのが名刺データのダウンロード(CSV等)はプレミアム限定という点です(出典: Eight公式・公式ヘルプ、2026年8月確認)。

つまり、無料で名刺を取り込むことはできても、そのデータを一括で取り出して、Excelで営業リストにする・メール配信に使うのは有料側の機能です。無料で使い始める前に、この「出口の条件」は知っておくべきです。

法人でEightを使う場合は「Eight Team」という別契約のプランがあります(料金は公式サイトに明記なし・2026年8月確認)。

分かれ目:あなたの目的はどれか

要点: 「会社の資産にする」「個人の人脈を持ち歩く」「リスト化してフォローに使う」——目的が3つのどれかで、選ぶものが変わります。

Sansanが合うケース

  • 営業部門が複数人いて、会社として接点情報を共有したい
  • 名刺が会社の資産であることを制度として担保したい(退職時の持ち出し防止含む)
  • SFA/CRMと連携した営業DXまで見据えている

Eightが合うケース

  • 自分個人の人脈を、転職やキャリアをまたいで持ち歩きたい
  • まず無料で名刺をデジタル化したい
  • 相手の昇進・転職の通知など、ゆるいつながりの維持が目的

どちらもしっくり来ないケース——実はここが多い

個人事業主や数名の会社で、目的が「もらった名刺をリスト化して、お礼メールを送って、データはExcelやスプレッドシートで手元に置きたい」という実務の場合です。

  • Sansanは契約形態と価格帯が合わない(法人向け・要問い合わせ)
  • Eightは人脈SNSとしては良いが、データを取り出して営業リストとして使うにはプレミアムが必要で、お礼メールの送信機能はない

この「リスト化→フォロー」の実務に特化しているのが、名刺OCR+メール自動化型のツールです。

第3の選択肢:リスト化→お礼メールに特化した Die Card

要点: 宣伝を含むため事実だけ書きます。Die Cardは名刺の撮影→12項目のリスト化→お礼メール自動送信→Excel/Sheets出力に特化した、当メディア運営元のツールです。

Die Card は、名刺をスマホで撮るとAIが会社名・氏名・部署・役職・メール・電話など12項目を自動でリスト化し、そのままお礼メール・ステップメールの自動送信と開封・クリック計測(Proプラン)までつなげる設計です。1枚の写真に複数の名刺が写っていても名刺ごとに読み取り、各連絡先には追加日が自動記録されます。

データの出口は思想として開いています。無料枠(累計3枚・Googleログインのみ)でもCSVダウンロード可、Proプラン(テスト価格・月5,000円、年契約なら月4,000円)ではExcel・Google Sheetsへ直接出力できます。名刺データはいつでも自分の手元に取り出せる——ここはEightの「ダウンロードは有料限定」と設計思想が異なる部分です。

なお価格だけ見ればEightプレミアム(月600円)の方が安価です。違いは目的で、人脈の管理ならEight、フォロー(お礼メール〜商談化)まで自動化したいならDie Cardという分かれ方になります。お礼メールの実務は訪問・打ち合わせ・商談のお礼メール例文集、無料の名刺管理アプリ全般の選び方は無料の名刺管理アプリの選び方で詳しく書いています。

選ぶ前に確認すべき3点(どのサービスでも共通)

要点: 料金より先に「データの出口」「個人情報の扱い」「やめるときの条件」を確認するのが、名刺サービス選びの実務です。

  1. データの出口: 取り込んだ名刺をCSV/Excelで一括ダウンロードできるか。無料か有料か。この条件が、数年後にサービスを乗り換える自由を決めます
  2. 個人情報の扱い: 名刺は個人情報保護法上の個人情報です。データがどこに保存され、誰がアクセスできるかは、管理主体としての説明責任に関わります(詳細: 名刺は個人情報にあたる?
  3. やめるときの条件: 解約後のデータ削除・取り出しの扱い。導入前に確認する人はほとんどいませんが、確認すべきは導入前です

よくある質問

Q. SansanとEightの違いは? A. 同じSansan株式会社のサービスですが、Sansanは法人向け(会社契約・料金は要問い合わせ)、Eightは個人向け(無料〜プレミアム月600円)です。会社の営業資産にするか、個人の人脈管理かで住み分けられています。

Q. Sansanの料金はいくら? A. 非公開です(2026年8月確認)。初期費用・月額・運用支援・オプション・スキャナのすべてが要問い合わせで、規模に応じた見積もり制です。

Q. Eightは無料で使える?有料版との違いは? A. 名刺の撮影・データ化・管理・検索は無料です。プレミアム(月600円・年6,000円)にすると名刺データのCSVダウンロードや両面全項目のデータ化が使えます。データの一括ダウンロードが有料限定である点は導入前に知っておくべきです。

Q. 個人事業主・小規模チームはどちらを選ぶべき? A. 会社の営業資産化ならSansan、個人の人脈管理ならEightが基本です。「リスト化してお礼メールを送り、データはExcel/Sheetsで手元に置く」実務が目的なら、Die Cardのような特化型も候補になります。

Q. 名刺アプリをやめるとき、データは持ち出せる? A. サービスごとに条件が違います。Eightはダウンロードがプレミアム限定です。どのサービスでも「入れたデータを出すときの条件」を導入前に確認することが、ベンダーロックイン回避の要点です。

まとめ

  • SansanとEightは競合ではなく住み分け。法人の営業資産化がSansan、個人の人脈管理がEight
  • 料金はSansan非公開(要問い合わせ)、Eightは無料〜月600円
  • 見落としがちなのはデータの出口。Eightの名刺ダウンロードは有料限定
  • 「リスト化→お礼メール→手元のExcel」という実務が目的なら、特化型のDie Cardが第3の選択肢
  • どれを選ぶ場合も、出口の条件・個人情報の扱い・解約時の扱いを導入前に確認する

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※本記事の注記: Eightの料金(プレミアム月額600円・年額6,000円)および名刺データダウンロードがプレミアム限定である旨は、Eight公式サイト( https://8card.net/ )およびEight公式ヘルプ( https://eight.zendesk.com/hc/ja/articles/360001523036https://eight.zendesk.com/hc/ja/articles/360000570896 )で2026年8月に確認しました。Sansanの料金が非公開(要問い合わせ)である旨は、ITreview( https://www.itreview.jp/products/sansan/price )等の比較サイトで2026年8月に確認しました。各サービスの仕様・価格は変更されることがあるため、導入判断の際は必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。SansanおよびEightはSansan株式会社の商標・サービスです。本記事は特定サービスの優劣を断定するものではなく、目的別の整理を目的としています。Die Cardは当メディアの運営元が提供するサービスであり、記載の仕様・価格(テスト価格)は執筆時点の一次情報です。